投稿のツボ


★このコーナーについて★
■管理人・ぽちむら(オドール氏)が知っている載るコツを示しました。
■ただし「こうしたら載る」というものではありません。「こうすれば掲載率が少しでも上がる」といったものです。
■ここに書いてある内容は、あくまでも管理人・ぽちむらの考えですので、絶対的に正しいというものではありません
■正しいと思うものだけを個々で取り入れて下さい。意見などがありましたら、掲示板の方にお願いします。
■ここで取り上げているのは少年漫画誌の投稿ページです。特に週刊少年ジャンプを中心とした記述になっています。

★投稿の基礎の基礎★
■投稿ページの「応募のきまり」をよく読み、その通りに投稿する。
 そんなの当たり前じゃんとか思うかもしれませんが、本名を書かなかったり、ペンネームの文字数の決まりを守らなかったりする人は結構多いらしい。投稿ページによってはOKにしちゃったり、電話をかけて確認を取ったりするところもありますが、容赦なくボツにするところもありますので気をつけよう。
■絵ネタは黒インクを使う。ボールペンは不可。
 文字ネタの場合ボールペンでもOKですが、絵ネタのようなハガキごと載るものは黒インクのペン(水性・油性ペン)や筆ペンなどを使うこと。ボールペンですと、雑誌に載ると線が途切れ途切れになるなど不鮮明に印刷されるので、不可の場合が多い。ワープロ印刷はOKです。
 ※じゃんぷるの場合、ボールペン不可。
■ポストに投函してすぐ載るわけではない。
 ポストに投函したら翌週に載ると思っている人は、結構いる。雑誌が発売される2〜5週前に載せるネタの選考を行わなければ印刷に間に合わないので、実際は投函してから最低3週間はかかると見たほうがいい。タイミングによっては3ヶ月以上後に掲載される場合もある。
 ※じゃんぷるの場合、3週間〜3ヶ月後
★投稿の基礎★
■文章はなるべく短くコンパクトに。
 ただでさえページ数が少ないのだから、できるだけ多くのネタを載せたいと考える投稿ページがほとんどです。となると、スペースを取る長ったらしいダラダラとした文章よりも、短くコンパクトなものを載せるのが基本となってます。じゃんぷるの欄下のコーナーなどは、1行オンリーですので、それに文字数が収まらなければ即効ボツになると思われます。
■絵ネタは見やすくスペースいっぱいに描く。特に文字は大きく書く。
 絵ネタの場合、絵の上手さより見やすい絵を描くことが大事。印刷で縮小されて掲載されると結構、わかりにくくなりやすいのです。特に文字は細かくごちゃごちゃ書くと、印刷でつぶれて読めないことが多い。じゃんぷるの前身、ジャンプ放送局ではこれで3分の1はボツになってたそうです。実際に自分が描いたハガキを縮小してコピーして見ると、よく分かりますよ。雑誌の場合、そのコピーよりもさらに不鮮明になります。
■修正液の使用はOK。
 修正液を使うと載らないんじゃないかと思っている人が結構いるようですが、そんなことはないです。さほど不利になることもないと思います。むしろ、消さずに黒く塗りつぶたりすると、絵ネタの場合ボツの対象になります。結局は印刷されたときにきれいに写っていればいいのです。
 ※ちなみに管理人は、じゃんぷるの第4GPにハガキごと10枚載りましたが、すべて修正液を使ったものです。
■スクリーントーンはあまり濃いものを使わない。
 トーンは印刷されると(特に雑誌ですと)、自分が思ってる以上にかなり黒く印刷されます。61番よりも濃いトーンは使用しないほうがいいらしいです。
■時事ネタは1ヶ月前に投稿する。
 投函してからタイムラグがありますので(上述)、例えば2月14日の週にバレンタイン特集が組まれることがわかっている場合、その週に送っても当然間に合いません。タイミングを計って送りましょう。そのネタを選ぶ週より1、2週早い分には多分、大丈夫だと思います。
★掲載率を上げる方法★
■絵ネタを送る。
 じゃんぷるコミックスによると、投稿される絵ネタは文字ネタの100分の1だそうです。でも掲載は投稿ページ、コーナーにもよりますが、絵ネタ:文字ネタ=1:3くらいです。ですから、圧倒的に絵ネタ投稿が有利です。絵ネタにできるものは、絵ネタにして送りましょう。
 ※ちなみに管理人のじゃんぷるの第4GPの掲載率は、絵ネタ5.1%、文字ネタ1.4%です。
■載りやすい時期に投稿する。
 レース式の投稿ページですと、載りやすい時期と載りにくい時期があります。一番載りにくいのはレース開始直後から数週間の投稿。この時期が一番投稿量が多いそうです。レースが進むに従って投稿(レース)をあきらめる人が続出するので、投稿量が減り終盤になるほど載りやすくなります。ですので、終盤に投稿すると良いです。投稿ページにもよりますが、終盤は最終選考に残ったハガキのほとんどが順位を争っている人のハガキで占められると思われるので、未掲載者やほとんど載ってない投稿者はかなり優先的に載ると思いますよ。
■新コーナーの初回は狙い目。
 新コーナーが発表されて、一応こういったネタを送るみたいな例が載りますが1〜2例なので、この時点ではどういったネタを送ればよいか、いまいちピン来ない人が多い。結構、初回投稿回避する人も多いみたいです。よって投稿量は少ないはずです。つまり狙い目なわけですよ。ま、全部が全部ってわけではないんですけど、新コーナーのお知らせを読んで、いまいち分かりずらいなぁ・・・と思ったコーナーがあったら、それは確実に狙い目。
■小学6年生でも分かるネタを送る。
 投稿ページ、選考者にもよりますが・・・。投稿者の平均年齢は17歳くらいだそうですが、読者は14〜15歳が平均(多分)。当然、読者に合わせたハガキを載せるべきとすると、平均層である14〜15歳が分かるネタを載せるべきですが、それですと12歳くらいの読者が理解できない。しかし12歳が分かるネタですと、12歳でも14〜15歳でも理解できる。つまり平均よりやや低い年齢層でもわかるネタを載せるのが適しているわけです。
 ※じゃんぷるはどうか分かりませんが、ジャンプ放送局時代は「小学6年生でも分かるネタ」を基本としていたそうです。
■他出版社のマンガネタはまず載らない。
 全部が全部ではないところがちょっと難しいのですが。とりあえず、絵は著作権違反になるのでまず載らないでしょう。
■ハガキごと載るネタの漢字にはふりがなをつける。
 最終選考でどちらを載せるか迷った場合、優遇されるらしい。
■得点の高いコーナーに送る。
 得点が高いからといって、競争率が高いとは限らない。逆に低い場合が多い。得点が高いコーナーは編集部が力を入れているコーナーということです。
■英語や難しい言葉は極力ひかえる。
 小学6年生が分からない。
■個性的な絵だと載りやすい。
 投稿ページにもよりますが、同じような絵が並ぶことを嫌う傾向にあるようです。
■欄下(欄外)のコーナーはわりと狙い目。
 コーナーの内容によるのでなんとも言えませんが。やっぱり目立たないところよりも、目立つところに載りたいと思うのが普通ですからね。欄外のコーナーは投稿量が減りがちになるはず。でも例えばじゃんぷるなどは、その理由でわざと誰でも思いつきやすいコーナー(英語ダジャレや暮らしの便利帳)をおいていると思われるので、狙い目かどうかはわかりません。しかし未経験者向けに編集部が作ったコーナーのような気がしますので、そういう人には狙い目だと思いますよ(多分、優遇されて載ると思います)。
■ペンネームは短い方が有利。
 例えば横書きで書きますが、ペンネームが「Q」と「イボ痔になった夜」の編集部が掲載するときの比較ですが
●履歴書の特技の欄に「酔拳」と書いた     ●履歴書の特技の欄に「酔拳」と書いた
未成年のS。                      未成年のS。      南アルプス市・Q
              南アルプス市・Q

と「Q」の場合、3行にすることも2行にすることもできるのですが、

●履歴書の特技の欄に「酔拳」と書いた
未成年のS。                 
     南アルプス市・イボ痔になった夜

と「イボ痔になった夜」の場合、3行にしかできません。
あと残り1ネタのスペースが2行のとき「Q」と「イボ痔になった夜」のどっちを載せるか、というと「Q」が優先的に載ることになるわけです。
ただでさえたくさんのネタを載せたいわけですから、できるだけ少ない行数で載せれるというのは有利なことこの上ないわけです。
同様に市(県)名が長いのも不利ですね・・・。
★一問一答★
■常連の人はいつも載ってますが、新人よりも載りやすいのですか?
 いや、逆です。基本的に投稿者名を見ないで載せてるようですが、最終でどっちを載せるか迷った場合は、新人や未掲載者の方を優先的に載せてるようです。
その理由としては・・・
・バカ正直に載せたら、ほとんどが常連のネタになってしまう。
  ↓
・そうなるとレース前半で得点差がついてしまい、後半ハガキ枚数が今よりまして激減してしまう。
  ↓
・ますます常連のネタにばかりになってしまう。
・・・という展開が考えられるからです。

また編集部としては・・・
・できるだけ多くの人に載ってもらいたい→読者相手の商売ですから
・1枚載せることで、またその投稿者に投稿しようという気を起こさせたい→投稿枚数が増える
などの利点があるわけです。
常連は1枚載らなかったくらいで投稿をやめませんが、新人はやめてしまうことが結構多いですからね。
ちなみにじゃんぷるの第4GPに関して言えば管理人も新人だったわけですが、最初に送った96枚のうちなんと6枚も掲載されました(掲載率6.3%)。それ以降は1.3%です・・・。
■あて先で「電話番号」を書かせる理由は?
 もちろん編集部が電話をかけるためである。電話がかかってくる例としては・・・
1)掲載候補ハガキで本名が書いてないなど不備があった場合、問い合わせを行うため
2)掲載候補者でペンネームが8文字を越えている、規制にひっかかっている、他の掲載者と同じであるなどの場合に、変更を求めるため
3)レース優勝者に取材を申し込むため
などです。
1)2)の不備があったときに電話番号が書いてなかった場合、容赦なくボツになると思われますので書いておいたほうが良いです。
ちなみに管理人は20年投稿してますが1度たりとも電話がかかってきたことはありません。
まず用もなく電話がかかって来ることはないと思いますので、その辺は安心していいです。
■じゃんぷるの「英語ダジャレッスン」や「暮らしの便利帳」などは何のためにあるのですか?
 おそらく「投稿したいけどネタがでないから投稿できない」の人のために作ったコーナーだと思います。1度ネタが出て投稿しだすと、どんどんネタがでるようになります(限界はありますが)。しかし最初の1枚の壁が厚く、なかなか1歩が踏み出せないんですよ。それを踏み出しやすくするために作ったコーナーと言えるでしょう。
 そういった点から、未掲載者優遇で載るのではないでしょうか。それは第4GPの「英語ダジャレッスン」の例にとると、まあネタが思いつきやすいコーナーですので、得点稼ぎの投稿者が大量に送ります。よって最終選考に残ったハガキの8〜9割は常連になります(あくまでも推測)。でも常連が実際掲載されてる割合は半分以下なわけですよ。つまり未掲載者優遇になってるんじゃないかと思います。ですので、未掲載者はどんどん送るといいですよ。
■あて先で「年齢」を書かせる理由は?
 じゃんぷるの前身、ジャンプ放送局時代は「投稿者の平均年齢を調べるため」だったそうです。平均年齢が上がると「マニアックなネタが多くて低年齢層が手を出せなくなってるから、もう少し誰でもわかるネタを多くするなどしよう」など、採用の際の基準に使っていたそうです。また平均年齢が高いコーナーは、打ち切りの対象になってたんじゃないでしょうか。今のじゃんぷるでそれを行っているかはわかりません。・・・いや、やってないでしょう。「見出しニュース」の敷居の高さを考えると・・・。
■じゃんぷるは「下ネタ」「ポチ」「タマちゃん」ネタなどが多いですが、載りやすいのですか?
 いや、逆に載りにくいと思います。編集部としては出来ればいろんな種類のネタを載せたいはずです。では何で載るかというと、そういったネタが毎週めちゃくちゃ多く投稿されてくるからです。ジャンプ放送局時代、「そっくりTV」というコーナーがあって「駒田選手」ネタが多く載っていたのですが、局長のさくま氏曰く「駒田選手」ネタばっかり投稿されてくるので載せざるを得なかった、とのことでした。その競争率はめちゃくちゃ高かったとのことでした。ですので、むしろそういったネタを避けて投稿した方が実は載りやすいのです。


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